概要 |
中学1年生の宮里くんは、テストが酷い点数で返ってきて
気分はどん底に…、という悪夢から目が覚める。
テストまであと4日。
母親から勉強はちゃんとしているのかと聞かれ、もちろんと答えるが
実際はついついテレビを見てしまって、勉強になっていない。
母親もサトシの成績が心配だが
あまり勉強しなさいと言えばケンカになるし
塾に通わせても、あまり成績が伸びないし…と頭が痛い。
学校からの帰り道。テストの不安でとぼとぼと歩いているサトシ。
「なにしょぼい顔してんだよ!」と声をかけて来たのは
この辺りで一番偏差値の高い高校に通う、ダイスケ先輩。
正直な所、見た目からは成績優秀なタイプには見えないダイスケ先輩。
そんなダイスケに、何か特別な問題集でもやっているのかと
サトシは勉強のコツを尋ねる。
ダイスケは、問題集をやっても成績は上がらない、と言い
テストの問題は教科書から出る。教科書を繰り返し勉強しているのか?
とサトシに尋ねる。
特にそういった勉強もしていないサトシ。
ダイスケは「俺はテストの3日前から勉強して80点以上取った」と言い
「テストなんて80%以上が暗記できたかどうかだ!」と言い放つ。
「え!3日前から!?どうやってやるの?」
と驚くサトシに、ダイスケは
学校の教科書に則した内容の "明翔学院" が出している教材をやればいい
と教えてくれる。
ちょうど今日、近隣に明翔学院のチラシが入っていたので
サトシの家にもあるんじゃないのか?という話を聞いたサトシは
猛ダッシュで家に帰る。
「明翔学院のチラシある!?」と母親に聞くと
すでに母は明翔学院のチラシを読み
「すごい…5教科でこの値段…」と
お得な値段にも驚愕している最中であった。 |